MY Rule

私、中村慧子の"仕事のルール"及び自分自身との「約束」について掲載しています。これらは過去のネガティブ経験の棚卸しから導き出されたものです。このルールに従って仕事上の細かな決断を行ことで、自分を「ポジティブ」な状態に導くことができます。

自由、バンザイ!

もう、自分にとっての「自由」が何なのか?充分、知っているはずだ。「中村慧子」を生きるのはいいが、「中村慧子」であることに縛られないようにすること。何を出して、何を出さないか?その辺りの匙加減は、自分自身の「感覚」を信じて任せよう。

「終わり」を決めてから「はじめる」

どのような仕事であっても「終わり」を決めてから取り組むこと。「永遠」はNGだ。短期間での目標達成が向いている。なので、継続的な事業やコンサルティングサービスは展開しない。スポットサービスで請けるようにする。プロジェクトはすべて期間限定(1クール)で着地すること。また、同じテーマを繰り返すということができないので、何事も"2"に関しては断る。テキーラサンライズではなく、テキーラのショットにライムを添えよう。

主従関係ではなく「対等関係」

対等関係であること。これは楽しく仕事をする上での重要ポイントだ。遠慮なくビシバシ議論できるか?「自由」を尊重できる関係性であるか?が大切。補完関係を築けるチームを組むのはいいが、自分のペースが乱れる集団行動は避けたほうが◎

企画は、意地でも着地

小国士郎さんの「企画力より、着地力」という言葉を胸に、一度はじめた企画は意地でも着地させること。たとえ、成功できなかったとしても着地させる。きちっとケジメをつけて終わらせる。そうすることで、次の企画をはじめるエネルギーを回収することができる。

正直に、絶対嘘はつかない

誰かのためではなく、自分のために仕事をしていい。「主観」でいい。絶対、自分にだけはウソはつかない!自分が心から本気でいい!と思ったことにエネルギーを注ぐようにする。この案件に関わることは、自分自身のビジョン達成に繋がっていることか?を確認してからはじめる。カラダが動き出さないこと、「再生」というコンセプトに沿っていなことはやめる。

最上志向

自分が「尊敬」する人達と一緒に仕事をするようにする。常に、学びの姿勢を忘れないこと。「すごい!」と思ったことはマネして吸収していくこと。競争ではなく、協創できるように自分自身を高める努力をする。「教える」ということが気質に合っていないので、講座の講師には向かない。「先生」と呼ばれたくない。パネルディスカッションやブレインストーミングであれば◎

人生意気に感ず

誰かとタッグを組むときは、壊れかけのボートで「冒険」の旅に出るイメージをしよう。一緒に、無人島を脱出できるだろうか?ゴールまで文句を言いながらでも漕いでいけるだろうか?「肩書き」「社会的権威」「実績としての魅力」「高額なギャランティ」…etc.これらはアマゾンの奥地に行けば、何の役にも立たない。また、自分自身も「この人のボートだったら乗ってみたい」と思ってもらえるように「人間力」を鍛えるべし。(まだまだ、弱い!)

愛情の情はいらない

色彩家から貰ったアドバイスを掲げておこう。愛情の情はいらない。仕事においては「愛」だけでいい。愛とは、厳しく、冷たく見えるもの。仕事を依頼してくれたクライアントにのみ、淡々とエネルギーを注いで使命を全うすること。「情」に流されてしまうと、結局、相手のためにならない。自分も疲れる。誰に対しても、ギャランティ表を提示して「お金」で情を切る。相手によって、その姿勢を変えてはならない。

エネルギー管理

「要領がいい」「ドライ」という強みを活かして、時間・お金・意識を徹底的に管理する。エネルギーを注いでも回収できないこと、頑張っても結果が出ていないことには見切りをつける。キホン、無料でも楽しめることに料金を乗せる。お金を貰っても疲れてしまう仕事は向いていない。エネルギーが「循環」しない仕事はNG。メンタル的に疲弊する情報、興味のない情報に関わらなければいけない仕事も避けること。

健康第一

健康でなければ、何もはじまらない。夜よりも、なるべく早朝に活動するようにする。誘われたら、動かなくていい。キホン、こちらから連絡していない場合は、相手に動いてもらう。そうやってエネルギーを節約してカラダを労わること。また、メンタル面の健康にも気を配る。肉体労働より、頭脳労働のほうが適していることを心に留めておこう。

適正な距離感

クライアントとは、お互いに「自立」した個人として対峙する。仕事とプライベートの線引きをすること。人生相談は専門外だ。資格を持っていない人間が、プロの領域に立ち入ってはいけない。人生相談がはじまったら、誰に対してもハッキリと専門外であることを「主張」する。

世界観を尊重する

クライアントの世界観を壊す、侵略者になってはいけない。まずは、相手のビジョン・コンセプト・選択軸を明確にし、それに沿ってデザインやメディア・PR戦略の企画を考えるように努める。決して、相手を変えようとしてはならない。

表舞台と裏方のバランスを取る

健全に仕事をするには、表舞台と裏方のバランスを取ることが不可欠だ。このパターンが一番成功しやすい。「自我」が強いので、完全な「裏方」になってはいけない。また、ビジネスはアートではないことを胸に刻んでおくこと。自分自身の「作家性」を爆発させる場所・自己表現できる舞台を持ち、ビジネスに「作家性」をねじ込もうとしてはならない。クライアントは作品ではない。自己顕示欲・承認欲求から企画するのもNGだ。自分を生きているだけで「特別」だということを忘れてはいけない。ビジネスは、何事もコンセプトに沿って判断すること。

影響度の設計

社会的影響度の高い企画を進めるときは、衝動的に挑戦してはならない。自分自身の周りにどのような影響を及ぼすか?タッグを組む相手に、どんな影響の波が来るか?誰が、責任を負うのか?しっかりリスクを計算しておくこと。何かをはじめる前にネガティブに考えることは、むしろ、ポジティブなことだ。「覚悟」が決まるまで時間をかけていい。クラウドファンディングなど大勢が目にする創作物には細心の注意を払う。また、自分が裏方に回るときには、表舞台に立つ人のビジョン・コンセプトを共有してもらい理解する。

ロジックの積み上げは、熱量の証明

万が一、批判や否定されても言い返して論破できるよう「なぜ?」を積み上げて考える。どのような質問がきても「説明」できるように準備をしておく。

"0"から関わる仕事

ゼロから一緒に考えられる仕事が向いている。コンセプトが不明確なまま進むと頓挫するので、コンセプトを決める前段階の"0"から関われる仕事のみ請ける。Concept→Mediaまでの一貫性は譲れない。途中参加はNGだ。おそらく、既に決まっていることをひっくり返してしまうだろう。

ゴールは、感動

成功の定義は、感動。企画段階で、その企画に触れた人に感情を動かしてもらえるよう「感動ポイントの設計」をして創作する。たった一人でもいいので、「感動しました…!」というコメントを貰えれば「成功」と見なす。何でも賛否両論あるものだから、社会的評価は気にしすぎない。

真っ向勝負

正々堂々、正面突破。言いたいことは、直接本人に言って「交渉」するようにする。一緒にタッグを組む相手には、最初に「全貌」を伝える。全部オープンにして挑むこと。"小さな嘘"が積みあがると信頼・信用を失うので要注意。アイディアを盗られるかもと疑うような、全部オープンに話せない相手とは組まない。何事も、報告・連絡・相談が必須。結論だけではなく、その「答え」に至るまでの思考回路や過程をシェアして、完全に「理解」してもらってから企画を進める。

評論家ではなく「冒険家」になる

評論家、傍観者になってはならない。自分が「経験」したことのない範囲に関しては、口を出さない。クライアントと並走できるように、日々、新しいことに挑戦し続ける。

凛とする

自分自身の立ち位置は、常にニュートラルであるよう心掛ける。何か一つの考えに極端に偏ることはせず、「中立」なポジションを獲得する。「正義感」とは、自分の「正しさ」を社会に向けて押しつけていくことだ。「悪を退治する」ことではない。「これが好き!」「これがやりたい!」という正義を振りかざすこと。自分ではない「誰か」の正義感に巻き込まれてはいけない。特殊な「社会問題」「差別問題」には加担しない。ただ、自分が心からやりたいと思うことにのみ邁進する。

会って議するから、会議

これは『仕事偏差値を68に上げよう』の中に書いてある言葉だ。対面での打ち合わせでは、会って話す価値のあることに時間を使うようにする。例えば、議論やブレインストーミングなど。その場の空気感でアイデアを生み出すのが◎。それ以外の連絡は、キホン、すべて「メール」で行うようにする。電話はしない。電話で伝えたくなるのは、相手に遠慮している証拠だ。できる限り、メールの文面で伝えられるように「論理的思考」を鍛える。

「安定感」とお値段以上のクオリティ

ニトリを見習う。仕事を請け負う時には、相手の期待以上の働きをする。また、常に一定のクオリティや結果を出すように努め、プロとしての安定感を保つ。

「小さなプロジェクト」の達成

最初から大掛かりなプロジェクトに挑戦せず、できる範囲の小さなプロジェクトから取り掛かり、実績を積むようにする。適正な努力をしても結果が出ないこと、無理が生じること、トントン拍子に進まないことは、やめる。

一枚の紙で人生は変わる

契約書はなるべく、出版契約書以外は交わさないようにする。連帯保証人にはならない。借金もしない。そのような領域に踏み込んでまでしなければいけない仕事はない。出版契約書以外の契約書が必要になってきた場合は、熟考する。但し、自分にとって「自由」が大事な「人生の軸」の一つであることを忘れてはいけない。自由がなくなるのであれば、その案件からはキレイに身を引くこと。

アイディアにも賞味期限がある

アイディアは自分の中で煮詰め過ぎず、はやい段階で周りに「開示」する。色々な人のチカラを借りて、スピード感をもって進行する。

クオリティよりも、期限

〆切や期限は必ず守る。クオリティも大事だが、期限を優先する。ただし、何かを公に「披露」する時には、ある程度、体裁を整えるようにする。

有言実行ではなく、無限実行

自分を信じて、自分らしさを貫いて「結果」を出せば、周りの人達は認めてくれる。あまり事前にゴチャゴチャ言わず、黙って「行動」するのが◎未知のことに「挑戦」するときには、最初に誰に言うか?が大事だ。そこの判断を見誤ってはいけない。

直感を信じる

「最初の一歩」を踏み出すとき、ほんの少しでもネガティブ感情が沸き上がればやめる。「なんかなぁ…」は過去の経験から来ている大事なサインだ。顕在意識で「無意識領域の自分」の考えを無視しない。

自分スタイルの明確化

自分のスタイルを明確にし、誰に対しても「一律」であるように努める。例えば、メールの返信など。相手によって、態度を変えないようにする。

私らしい実践

自分の「経験」から創り上げたオリジナルを堂々と披露する。全力で100%振り切っていれば、自然とオンリーワンの仕事ができる。比較・競争・優劣のつく環境や仕事は向いていないので要注意。

差別ではなく、識別する

いつも「事実」だけを確認して、"違い"を真っ直ぐに見つめるようにする。物事を「良い・悪い」でジャッジしない。ただ、あるがままに見る。ハッキリと見るようにする。